須磨小6年生が卒業証書 須金伝統の和紙づくり体験

和紙づくりを学ぶ児童

周南市の須金和紙センターで13日、須磨小(坂井竹俊校長)の6年生4人が来年春の卒業式に向けて卒業証書用の和紙すきをした。1年から5年の10人も和紙絵用の紙をすいた。
須磨小のある須金地区は藩制時代から昭和初期まで農閑期の生業として和紙が作られていて、質が良いと評判だった。
須金和紙を地域の伝統文化として残すため、須金和紙センターは和紙すき体験などの活動をしている。須磨小では6年生が自分の卒業証書のための和紙を自分ですく伝統がある。
6年の児童がすいた紙は校章の透かし入りになる特製の枠を使って紙の繊維をすくい、重ねて翌日に上から圧力を加え水分を絞り、1枚ずつ板に乗せて3日ほど自然乾燥させ、坂井校長が卒業証書に手書きして完成させる。
1~5年の児童がすいた紙は、須金地区で親しまれている、染色した和紙をちぎり別の和紙に貼りつけて絵にする和紙絵に使われる。
紙すきを体験した4年の一色響詩君(10)は「去年体験した紙すきを忘れかけていたけど、今回思い出してきちんと紙すきができた」と話していた。

須金で親しまれている和紙絵

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