階段昇降のつらい思い解消!下松駅・念願のバリアフリー化実現

最後に完成した北口のエレベーター

〝橋上駅〟の下松市のJR下松駅で進めていた南北自由通路のバリアフリー工事の完成を祝う式典が3日、同駅で開かれ、国井市長やJR西日本の池田和久徳山管理駅長ら関係者約30人が、橋上駅化から54年ぶりに実現したバリアフリー化を祝福した。
下松駅は1965年に県内初の橋上駅として誕生。それまでは南側だけだった玄関が南北双方に設けられ、北斗町や栄町など駅北一帯の開発が進むきっかけになった。しかし駅内も駅構外も階段しか昇降設備がなく、障害者や高齢者、重い荷物を抱えた人には使いづらい駅だった。
ところが2011年の新バリアフリー法の改正で1日の平均乗降客数約4300人の下松駅でもエレベーター設置に取り組むことになって、ようやく同駅にエレベーターが設置されることになった。
昨年度から市は市道橋上通り(南北自由通路)に接続する駅構外のエレベーター2基の新設や北口のトイレの建て替えに約2億5千万円▽JR西日本は駅構内のエレベーター2基の新設やホームのかさ上げ、改札口の改修などに約3億6千万円で取り組んだ。北口トイレの入り口には「トイレットペーパーが設置されています」の表示もして利用者に安心感を与えている。
この日の式典で国井市長は「南北のエレベーター設置は市の玄関口である下松駅の利用者の安全安心や利便性を高め、JRの利用促進に大いに期待できると確信している」とあいさつ。
中村隆征市議会議長も祝辞を述べ、JR西日本の池田和久徳山管理駅長、駅北地区住民代表の山内務北斗町自治会長、駅南地区住民代表の原田真雄元町西自治会長、施工した広成建設の菊田憲弘山口支店長、設計したジェイアール西日本コンサルタンツの弘重義和広島支店長が加わってテープカットをした。

北口トイレの表示板

式典に参加した前列左から池田管理駅長、国井市長、山内会長ら

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