誰がこんなことを…地元は憤慨 下松・金輪神社の鳥居に大石接着 下松署「悪質いたずら」で警戒強化

下松発祥の地と伝えられる下松市北斗町の金輪神社(神足正己宮司)の鳥居の上に、何者かが大きな石を接着剤で固定しているのが12日、住民に発見され「こんなことはしないでほしい」と憤慨する声が上がっている。金輪社奉賛会(山内務会長)から13日、通報を受けた下松警察署は「悪質ないたずら」として捜査し、周辺のパトロールを強化している。
同神社には推古天皇のころに大きな星が降って7日7晩輝いたという鼎(かなえ)の松があり〝松に星が降(くだ)った〟と伝えられて「くだまつ」の地名につながったとされている。現在は8年前に植えた5代目の松が育っている。
同神社の鳥居は石製で、高さは約2㍍と小柄。建立年は柱に彫り込まれていないため不明だが、明治期以前の可能性が大きい。
鳥居の上に固定されている石は、縦20㌢、横30㌢、厚さ10㌢もの大きさで、接着剤で固定。12日朝、神社周辺の清掃作業をしていた地元の女性が発見、北斗町自治会長を兼ねる山内会長に伝えた。
山内会長は「こんな非常識なことはしないでほしい。昔から鳥居の上に石を乗せると縁起がいいと言われるが、こんな大きな石を鳥居の上に接着剤で固定するとはとんでもないし、何の御利益もない」と指摘し「原形に戻すには専門業者に依頼するしかなく、費用もかかる。地元には大迷惑だ」と怒りをあらわにしていた。

 

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