網永さんが2年連続1位 韓国のダンスカーニバル ヨシムラダンスセンターの3人快挙

左から佐竹、仲野、網永さん

昨年12月17日に韓国で開かれた第4回韓国ソウルインターナショナルダンスカーニバルのジャズダンスコンクールで、下松市のヨシムラダンスセンター(礼よしむら代表)の網永真夏さん(19)がソロ部門で1位のグランプリを獲得、仲野朱音さん(18)と佐竹風華さん(17)がグループ部門で2位を受賞した。
網永さんと仲野さんは2019年の第3回大会でもグループ部門グランプリを獲得し、2年連続の快挙となった。
今大会は新型コロナウイルスの感染防止のためダンサーによる現地での実演は中止。スタジオで撮影したダンスの動画で審査した。観客の反応が見えない中で、カメラに向かっていかに気持ちを伝えられるかに苦労したと3人は口をそろえる。
網永さんは2歳から、クラッシックバレエを始め高校時代にジャズダンスも経験した。今回の演目は、高校卒業後の等身大の自分をどう表現するか何度も試行錯誤して撮り直しを重ねたという。自身で振り付けを考え、コロナ下の環境の変化と心の葛藤を「emergency」というタイトルに込めた踊りで栄光を手にした。
この春下松高を卒業した仲野さんと華陵高2年の佐竹さんはそれぞれ幼稚園に通う頃から同センターでクラシックバレエを習ってきた。初めてチームを組んだ2人は、中世のヨーロッパが舞台の姉妹の愛情と別れを演じた「IXIA」という演目で大会に挑戦。悲しみを表現するため、踊り始める前は役に入り込む必要があり、2人とも踊りきった後の気持ちの切り替えに毎回苦労した。それだけに、2位受賞は喜びもひとしおだ。
網永さんは「1位になったことはとてもうれしいが、自分の動画を見返すともっとうまくできると思うところがたくさん見つかる。やりたいことも新たにわき上がり、常にベストな踊りを表現したい」と語った。現在は同センターでアシスタントを務めながら日々研さんを積んでいる。さらなる飛躍のため、今後は海外でミュージカルや踊りを学ぶことを目指す。
日本体育大学に進学する仲野さんは「自分の表現の殻を破ることができ、また一つ先に進めた。大会に出て良かった」、佐竹さんは「これまでダンスができる環境が普通と思っていたが、今回の構成、振り付け、機材の操作、衣装選びなどの勉強を通じて、当たり前ではないと気づくことができた。周りに感謝したい」と話した。

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