生徒が郷土の味「つしま」 太華中・櫛浜婦人会の調理実習

「つしま」を作る生徒たち

周南市の太華中(野村浩之校長)で11月27日、郷土料理「つしま」の調理実習が開かれ、2年生54人と保護者6人が参加し、櫛浜地区婦人会(米藤千津子会長)の会員9人に作り方を教わった。
郷土料理「つしま」の調理実習を通して地元の食文化に関心をもってもらい、地元婦人会と交流を深めてふるさとを愛する心を育むことを狙って、2010年から開いている。
「つしま」は、櫛ケ浜地区に伝わる郷土料理。ニンジン、シイタケ、キュウリと豆腐を、酢、砂糖、塩、しょうゆ、ショウガのしぼり汁を合わせた調味料であえた物で、主に夏場の保存用の精進料理として食べられてきた。
この日は、具材と調味料が用意され、生徒たちは婦人会の会員から包丁の使い方などを教わりながら、千切りにしたシイタケとニンジンを油で炒め、ゆでた豆腐と塩もみしたキュウリを調味料であえて、さっぱりした味わいの「つしま」を作り上げた。おはぎも作り、昼の給食で自分たちの作った料理を楽しんだ。
永谷優美紗さん(14)は「前に給食で食べた〝つしま〟より少しすっぱかったが、自分たちで愛情を込めて作ったのでおいしかった」と話した。
米藤さん(72)は「本物の〝つしま〟を手作りして味わってほしい」と話していた。

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