水浸しでも思い出いっぱい!島田小・新成人がカプセル開封

参加した卒業生と恩師

光市の島田小(小川寛校長)を2012年3月に卒業した56人が埋めたタイムカプセルの開封式が11日、同校で開かれた。土中でカプセルが破損し内容物は水浸しだったが、駆けつけた43人は〝8年前の自分〟を懐かしんで旧交を温めた。
タイムカプセルは島田小おやじの会(栗本雅文会長)と島田地区コミュニティ協議会(村中民義会長)の主催で09年から同校の裏山に埋設を始め、8年後の成人の日の前後に掘り起こしている。
今年も埋設位置の確認のため同会が事前に発掘したが、プラスチック製のカプセルが破損して中身が水浸しになっていたため、卒業生の掘り起こし作業は中止し、当時の6年生の教室で同級生同士や恩師と交流をしたり、乾かした内容物を各自で確認する形にした。
教室では当時の校長の突貫(つつぬき)隆義さんや担任教員ら恩師6人も駆けつけ、突貫さんは「8年前の自分に再会し、思い出を楽しんでください」とあいさつ。当時の担任が一人々々の名前を読み上げて〝点呼〟し、卒業生は「○○大学に通っています」「ギョウザ店で働いています」など近況を報告。
カプセルの内容物を床に並べた別の教室では「写真は大丈夫みたい!」「賞状も破れていない!」などと卒業生が歓声を上げて自分の内容物を確認。
北九州市のスペースワールドに修学旅行に行った際の記念写真を見つけた下関市の専門学校生、大崎未裕(みゆ)さん(20)は「水に濡れても写真がきれいに残っていてうれしい」と楽しそう。神奈川県平塚市の東海大文学部2年生の藤田遼太郎さん(20)は市スポーツ優秀選手賞の賞状がしわくちゃになりながらも破れずに残っていて「スキーの国体予選競技にあす出場するので、こんな貴重な思い出が出てきてくれて縁起がいい」と笑顔を見せていた。

写真を懐かしむ大崎さん(左端)ら

破れずに見つかった藤田さんの賞状

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