来年のカレンダーと土鈴 つつじ園で販売開始

左から市長、中原さん、坂本所長

光市室積新開の市心身障害者福祉作業所、つつじ園(坂本美穂所長、7人)の来年のカレンダーと、えとのネズミの土鈴の販売が始まった。20日には同園利用者でカレンダーの短歌を詠んだ中原伸二さん(63)が市役所で市川市長に報告した。
同園のカレンダー製作と販売は1999年から花や民話、偉人伝シリーズで始まり、一昨年から障害者への理解を深めるイラストや短歌を載せたカレンダーにしている。
カレンダーの絵はパソコンで利用者の穐山伸一さん(63)が描き、中原さんが絵に合わせて短歌を詠み、利用者の夘山賢吾さん(46)がパソコンを入力して制作した。
中原さんの短歌は「身障の 俺を見つめる 亡き母の 常の笑顔は 永遠のふるさと」「退職後に 悠々自適の 兄のはず 四肢麻痺の俺の 世話におわれる」「車いす 一台につき 十本の 手と手と手のあり 山頂への道」など障害者の気持ちや暮らしを表現した温かさや優しさに満ちたもの。絵もソフトタッチで描いた。
A3判で千円。このほか通所者の短歌も載っている書き込み式のカレンダーはA4版600円、A2版1,200円。土鈴はネズミの両親と子どもの3匹セットで1組千円。いずれも税込みで、同園で販売している。
中原さんは「短歌だと自分の半生も短い文で表現できる。たくさんの人に使ってほしいし、今後も人との出会いを大切にしたい」と話し、坂本所長(41)は「障害者の心のこもったカレンダーや土鈴を愛用してほしい」と話していた。問い合わせは同園(0833・78・0281)へ。

ネズミの土鈴

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