救急の現場再現 周南市消防本部が訓練

訓練を披露する救急、消防隊員

周南市消防本部(村野行徳消防長)は24日、同本部の講堂で現場を再現する「救急シミュレーション訓練」を開き、同本部の幹部や職員など70人の前で、救急隊員3人と消防隊員2人の4チームが急病、交通事故などの想定で119番通報の受理から医療機関に引き継ぐまでを実演した。
この訓練は119番の通報を受ける通信指令員、救急車に搭乗する救急隊員、救急隊員の応援のため一緒に出動する消防隊員の連携が適切、円滑にできるようにするもの。救急搬送を受け入れている徳山中央病院の医師も参加して訓練内容に対して講評した。市議会議員も見学した。
訓練は高齢者の施設で利用者が心肺停止状態になった、意識障害、外傷などで、参加した隊員には事前に内容を知らせない「ブラインド方式」。
実際の指令室と結んで119番通報を受けて状況を聞き取る訓練に始まり、救急隊などが現場に到着後、患者の代わりに人形を使って心肺蘇生、医師への報告と医師の指示に基づく救命行為などを隊員が緊張しながら実演した。
この訓練は年一回開いて今回が3回目。村野消防長は「実際に救急の現場に生かせる、共通認識を持つ場になっている」と話していた。

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