徳山商工高に40万円寄付 OB20人在籍の共同産業 山銀寄付型私募債の指定も

左から伊藤校長、田原、各務、油野、森重さん、原元支店長

周南市の共同産業(土屋孝明社長)は12日、学習環境の整備に役立ててもらおうと徳山商工高(伊藤定好校長)に20万円を贈った。山口銀行も同日、同社が発行した寄付型私募債1億円の引き受けに伴い、同社が指定した同校へ20万円を贈った。
この私募債は、社債発行額の0・2%を上限として山口銀行が、社債発行会社が指定した地方公共団体や学校へ寄付をする金融商品。私募債は一定の財務条件を満たした会社が無担保で発行する社債で、元利金支払を銀行が保証する。会社は財務内容の健全性と成長性を社内外にアピールし、資金調達と地域貢献を同時に実現できるメリットがある。
共同産業は公共施設や道路などのインフラ工事を中心に、地元企業の事務所や工場、店舗の建築と修繕、宅地の造成などを幅広く手がける。社員は60人で、そのうち旧徳山工高を含めて20人が徳山商工高の出身。今年は1人、昨年は2人が入社し、将来を担う地元の学生の一層の活躍を願い寄付を決めた。
同校で寄付金の贈呈式が開かれ、土屋社長、社員で2017年卒の森重剛さん、19年卒の油野千聖さん、同行徳山支店の原元典夫支店長、同校3年の各務帆南さん、田原直樹さん、伊藤校長が出席した。
土屋社長は「当社だけでなく地元で将来活躍する生徒のために役立ててもらえれば」とあいさつし、伊藤校長は「頂いた御浄財は有効に使わせていただきます。ありがとうございます」と感謝した。
原元支店長は「共同産業様を初めとする地元企業の発展と、地域に貢献する生徒の育成を今後も下支えしていきたい」と話した。
森重さんは「生徒の皆さんのこれからの活躍を期待しています」▽油野さんは「より良い学校生活のために活用してほしい」と、母校にメッセージを送った。
同校は今回の寄付金をスポットクーラー2台、ノートパソコン1台の購入費用に当てる。各務さんは「一層勉強に励んで良い結果を出したい」▽田原さんは「回りの期待に答えられるよう頑張る」と話した。

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