平郡島からサツマイモと甘夏 フードバンク山口に100㌔ずつ 中特ホールディングスで贈呈式

にぎやかな贈呈式

柳井市の離島、平郡島の平郡東島おこし推進協議会(森田修会長、21人)は1日、島で収穫されたサツマイモ100㌔と甘夏100㌔を、NPO法人フードバンク山口(今村主税理事長)へ寄贈した。同日に周南市久米の中特ホールディングス(橋本ふくみ社長)で贈呈式が開かれた。
サツマイモは、山縣本店に依頼して作った島の特産品の芋焼酎「大嶽」の原料「へぐり丸」で、昨年秋に収穫した2㌧のうち使わずにスイーツなどの商品開発用に貯蔵していた。甘夏は同協議会の鈴木喜義さん(69)が今年4月に収穫して販売しきれずに保管していたもの。
それぞれ活用方法が見つからず廃棄するしかなかったが、芸能プロダクションの吉本興業に所属する芸人ぶるぼんさん(39)が昨年10月から同島に住んで柳井市地域おこし協力隊員を務めていることから、フードロスの削減に取り組むフードバンク山口を支援・協力する同社が橋渡しとなって今回の寄贈となった。
中特ホールディングスは県東部唯一のフードバンク山口の拠点「しゅうなんステーション」を運営している。
吉本興業からは山口県住みます芸人のどさけんさんと山口ふく太郎・ふく子さんも駆け付けて盛り上げた。
森田会長(70)は「へぐり丸は皮が薄く甘さ控えめなので色々な料理に使ってほしい」と再利用を喜び、ぶるぼんさんは「平郡島でとれたサツマイモと甘夏をぜひ味わってほしい」と話した。
フードバンク山口の杉山美羽事務局長(52)は「へぐり丸と甘夏は県内にある約60カ所のこども食堂に届けたい。食を必要としている子どもたちが喜ぶようなおいしいサツマイモの料理になればうれしい。平郡島、柳井市、吉本興業、中特ホールディングスの皆さんに感謝します」とあいさつをした。
橋本社長(55)は「平郡島、吉本興業の芸人の皆さんのおかげで県東部の皆さんにフードバンクの仕組みを身近に知っていただけるのがうれしい」と話した。

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