島の暮らし変えた笠戸大橋の歴史 笠戸公民館で橋本さん写真展 着工から開通式典まで120枚で紹介

アルバムを持つ橋本さん

14日で開通50周年を迎えた下松市の笠戸島と本土を結ぶ笠戸大橋の開通前後の記録写真展が、笠戸島本浦の笠戸公民館(旧笠戸小跡)で開かれている。12月4日(金)までの火曜、水曜、金曜日の職員勤務時間内(午前8時半~午後5時15分)に参観できる。
撮影したのは本浦の元市消防本部職員の橋本透さん(73)で、22歳のころから写真に没頭。消防本部を定年退職後は市役所本庁の警備員や、中村公民館の職員を務めた。
この写真展は「島の暮らしを劇的に変えた半世紀前のできごとを長く後世に伝えたい」と思い立って開いた。1967年12月に始まった着工の様子から開通式典までの約3年間に橋本さんが撮影した約120枚をまとめたアルバムを、笠戸公民館の交流サロンに展示している。
写真はすべてモノクロの紙焼き。橋脚や橋げたの建設の様子を本土側、島側の両方からとらえたものや、開通式典に並ぶ本浦出身の橋本正之県知事や山中健三市長、同市選出の河村五良、河村憐次両県議(すべて故人)ら当時のキーマンが並んでいるもの、地元住民と見られる人たちをとらえたものもあり、喜びにわく当時の明るい雰囲気がわかる。
館内には架橋前に島と本土を結んでいた笠戸島巡航船の61年当時の時刻表・料金表も展示されていて当時を知る人を懐かしませている。橋本さんは「島の暮らしに欠かせない笠戸大橋が50年もの歴史を刻んだことを、この写真から感じ取ってほしい」と話している。
参観無料。島内には笠戸公民館と名称のよく似た江の浦の笠戸島公民館があり、注意が必要。問い合わせは同館(0833・52・0173)へ。

笠戸島巡航船の本浦港の時刻・料金表

橋脚の工事中の写真

式典でくす玉を割る来賓らの写真

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