小学生俳句コンクール表彰も 地橙孫(ぢとうそん)しのんで芙蓉(ふよう)忌

芙蓉忌の参加者

周南市ゆかりの俳人、兼崎地橙孫(1890―1957)の命日にちなむ芙蓉忌と小学生俳句コンクールの表彰式が7日、上御弓丁の句碑の前で開かれ、入賞した俳句の朗詠などがあった。
兼崎地橙孫顕彰会(兼崎人士会長)の主催。藤井市長、中馬好行市教育長ら50人が出席して献酒などがあった。
小学生の俳句コンクールは今年で3回目。徳山、桜木、岐山、須磨小の児童157人から311句の応募があり、最優秀賞に徳山小6年、福永茉羽さんの「冬がきたみんなの鼻が赤くなる」と優秀2句、入選10句が選ばれ、副会長の森谷京子さんら詩吟の愛好者が読み上げた。最優秀、優秀作品は句碑のそばの掲示板に掲示される。
地橙孫は祖父が徳山藩士。京都帝大法学部を卒業して弁護士になり、戦前は下関市で開業して県弁護士会長にも就任した。戦後は父祖の地の徳山の舞車に住んで弁護士を続けた。
句作は中学時代から始めて河東碧梧桐に師事し、気品ある「清明句」を作った。書家としても活躍し、交友のあった種田山頭火の墓標も書いている。上御弓丁の句碑には「今日の日を包みて了(お)へぬ花芙蓉」の句が刻まれている。
その他の入賞句は次の通り。
[優秀]山田真矢(岐山3)「こどもたちゆきであそんでゆきだるま」▽寺崎和沙(桜木1)「なつまつりいっぱいであうおともだち」
[入選]いとうのあ(岐山3)「さくらちるそらもあかるくいい日だな」▽吉田あさひ(同)「もみじの葉まっ赤にそまりまいおちる」▽佐々木伶(徳山6)「母さんといっしょに歩いた桜道」▽中村美桜(同)「葉がちれば真っ赤な日に冬がくる」▽大下智矢(同)「おぼろ月まるでみんなのひとみだな」▽木戸遥(同)「正月はみんなの笑みに包まれる」▽竹村香里奈(桜木1)「日がささしママのおむかえうれしいな」▽溜望叶(同3)「ひまわりを育てわたしとせいくらべ」▽志津里奏大(同6)「夕焼けや空に広がる赤い海」▽一色優音(須磨6)「かにさんが石のお家でかくれんぼ」

入賞作品を朗詠する森谷さん

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