専照寺で住職継職法要 山里に華やかな稚児行列

稚児と清水住職ら

周南市和田の垰の浄土真宗本願寺派慈光山専照寺の清水智啓住職(29)の第18世住職継職奉告法要が13日に開かれ、24カ寺の僧侶が集まり、稚児行列には37人が参加、130人の縁者による盛大な法要となった。
同寺では14年前、清水住職の父で16世謙致住職が急逝して妻で智啓住職の母、祐慧さんが17世住職を務めていたが3年前、智啓住職が就任した。今回の継職法要は2017年から実行委員会(田中清美委員長)を立ち上げて準備をしてきた。
同寺のある升谷の集落はかつては40戸ほどあったが現在は9戸と過疎化が進んでいる山里。この日の稚児も縁者のつてで集まった地域外の子どもたち。金色の冠や男子は青、女子は赤い華やかな衣装で稚児宿から同寺まで歩いて法要を盛り上げた。
本堂で開かれた法要は音楽に合わせて僧侶や参拝者が声を合わせて経典を朗誦し、稚児たちが仏壇の周りを行進した。法要のあと式典・法話があった。
専照寺は毛利輝元の家臣、菅田正五郎によって寛永15年(1638)に建立されたが、明治の初め、西本願寺の宗教改革に尽力してその要職を歴任した島地黙雷(1838―1911)が生まれた寺として知られている。
継職に合わせて記念事業として明治28年(1895)に黙雷師の助言も得てその兄の第12世の円締住職が建てた本堂を修繕し、道具類も新調し、駐車場も増設、整備した。
智啓住職は「住職就任が改めて披露されて身の引き締まる思い。皆様が住職としての責任を果たすことを求めて下さっていることをうれしく思います」と話していた。

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