夕暮れの山間にエールの声 和田小・中で初のナイター運動会 地域も花火で思い出づくり

紅組の応援合戦

周南市和田の和田中(中村浩校長、9人)のグラウンドで8月29日夕、隣接する和田小(田口真一校長、33人)との合同運動会が開かれた。合同運動会はこれまでも開いていたが、初めてナイター照明を利用し、最後に地域の協力で花火も打ち上げた。
両校は毎年5月末に合同で運動会を開いているが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため学校が臨時休校になった影響で運動会を聞いていなかった。
再開後も学校行事やプール授業も取りやめになり、和田中の中村校長が「子どもたちのために何かできることを」と、運動場のナイター照明を使う運動会を発案。「一心同体~ともにつくる〝笑顔〟の和田」をスローガンに、暑さ対策もできることで夜間開催が実現した。
地域の夏まつりも中止になったことから地域コミュニティ団体の「和田の里づくり推進協議会」もこの取り組みに協力し「子どもたちの思い出づくりに何かできないか」と考えて夏まつりで打ち上げている15発の花火で運動会の最後を盛り上げることにした。
午後5時からの開会式では和田小1年の熊野佑斗君(6)が「初めてのナイター運動会では、リレーで勝てるように頑張ります」と児童代表であいさつした。
両校の児童、生徒が紅白に分かれ、徒競走、障害物競走、玉入れなどで熱戦を繰り広げ、保護者や教員、地元住民から「がんばれ!」と声援が送られた。
紅白それぞれのチームごとの応援合戦では、子どもたちが自分たちで考えた振り付けで踊り、お互いにエールを送る声が夕暮れの山間に響いた。
障害物競走で1位になった同中3年の原響輝君(14)は「運動会を開いてくれただけでもうれしい。先生や地域の人に感謝したい」と喜び、同小2年の北野愛来(あいら)さん(7)は「楽しみにしていた運動会ができてよかった」と話した。

徒競走の児童

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