周南ものづくりブランド認定品 ぶちうまいみそで作ったみそ汁 創業130年のシマヤの味を手軽に

原田部長

周南市都町に本社があるシマヤ(原田道太社長)は1890年創業のみそのメーカー。昨年3月、同社の麦みそ「ぶちうまいみそ」と「だしの素」を使ったフリーズドライ商品「ぶちうまいみそで作ったみそ汁」を発売した。今回、周南地域地場産業振興センターの周南ものづくりプランドの認定も受けた。
製造は青森県八戸市にある関連会社の八戸東洋水産。みそとだしの味のバランス、みその濃淡、溶けやすい量、具材など3年がかりで試作を繰り返して家庭の味を手軽に味わえる製品を完成させた。
みそとだしは同社から青森県に送っている。具材は豆腐とネギとワカメ。油揚げやとき卵、豚汁も試したがシンブルな組み合わせに落ち着いた。
袋のデザインもオレンジ色で「ぶちうまいみそ」に合わせている。袋には同社のみそキャラクター「みそらちゃん」も描かれている。
各地で味も原料も違っているみそ。麦みそは山口県や愛媛県、九州など西日本が産地。「ぶちうまいみそで作ったみそ汁」も全国販売しているが、中心は山口県。ふるさとの味、山口県の懐かしい味。お土産用にも好評だ。
希望小売価格は税込みで140円。お湯をかけるだけでできたてを味わえるフリーズドライ。弁当や単身者の食事用などにも喜ばれている。
みそ事業部の原田大介部長(45)は2011年から小学校などでみそづくりの出前教室を続けている。みその歴史や地域の特徴を話し、実際にみそを仕込む。「麦みそ文化を次の世代につなげたい」という思いからだ。ものづくりブランドの認定も「皆さんに知ってもらう機会を作っていきたい」と話し、秋には創業130周年の記念事業も計画している。

「ぶちうまいみそで作ったみそ汁」

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