ボートレーサー藤本、石倉さん 周南市ゆかりの新人2人 27、28日・徳山と下関で初出走

デビューを前に意気込む石倉さん(左)、藤本さん

周南市出身の藤本紗弥香さん(23)と同市で会社員として勤務した経験を持つ石倉拓美さん(27)が、新人ボート選手として5月下旬のレースデビューを果たす。2人は3月に養成所を卒業した同期でもあり、同市ゆかりの選手の同時デビューに目が離せない。
藤本さんは、今宿小、住吉中、下松工高を卒業後、光市の日本製鉄に就職し、鋼管の検査に従事したが、小学校から社会人までバレーボールを続けてきたアスリート。
転機は21歳の時で、職場の同僚と訪れた広島県の宮島で初めてボートレースを観戦。その日は女性だけのレディース戦が繰り広げられ、女性が活躍できる競艇というフィールドに魅了された。4年間の会社勤めを経て昨年4月、倍率20倍という難関を突破して念願のボートレーサー養成所に入った。
朝6時起床、実技や座学など夕方まで分刻みの毎日で自分を鍛え、養成所のリーグ戦で7戦のうち2回を優勝で飾った。勝率は1位で、前期の柳井市出身、清水愛海選手も1位で養成所を卒業。山口県出身者による2期連続、女性の連続1位は史上初だという。
持ち味は、周りの動きをよく見て、自分が走りやすい位置を意識したレース。身長165㌢、体重47・5㌔で、トレーニングではもっぱら体幹を鍛えている。
27日(木)から開かれるボートレース下関の競走が初舞台。デビュー戦から積極的なレースを狙い「半年後のB1クラス入りを目指す」と闘志を燃やす。
石倉さんは島根県松江市出身で、松江工高を卒業後日本キャタピラーに入社。広島市で5年、周南市で1年働いた。広島勤務時代に、藤本さんと同じく宮島でレースを初観戦。ターンの水しぶき、レースの迫力に圧倒された。
高校時代に恩師がボートレーサーになることを勧めてくれたこともあり、25歳の時に選手になると決意し、2回目の挑戦で養成所に入った。
現在も周南市に住む石倉さんは、ランニング、筋力と体幹のトレーニングに励む毎日で、28日(金)からのボートレース徳山での地元デビューに備える。
身長161・5㌢、体重54・2㌔。好きなアスリートはボクサーの辰吉丈一郎選手。ファンを楽しませながら、一方で自己管理を怠らず、自分より強い相手に挑む姿が手本だ。
初陣を前に「レース1走1走が勉強。まずは無事故完走を目指す」と目を輝かせる。

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