●新南陽高● 「愛」「笑」が空に舞う 伝統の連凧(れんだこ)279枚 自作かるた大会も

冬空を舞う連凧

周南市土井の新南陽高(沖田道世校長、438人)で5日、1980年の開校以来続いている伝統行事の連凧の凧(たこ)揚げ大会とかるた大会が開かれ、1年生140人、2年生139人が参加して楽しんだ。
大会に合わせて、生徒は地域のボランティアの協力を得て、自分の好きな漢字を書いた凧を作ってクラスごとに1本のひもでつなげ、2学期に連凧を完成させた。
かるたは、新型コロナウイルスの感染予防のため、例年の顔を接近させて札を取る小倉百人一首に代え、体育館の床全面に並べた縦70㌢、横60㌢ほどの大型のいろはかるた48枚を、体育館の端で待機した生徒が走って探す形にした。
この日は、同校のグラウンドと体育館で学年ごとに分かれて交代で凧揚げとかるた大会を実施。
グラウンドで暖かい日差しの下、生徒はクラスごとに横一列に並んで「希」「愛」「笑」などと書かれた自分の凧を手に取り、カウントダウンの声をあげた。連凧のひもを持った生徒が走り出すと35枚の凧が一斉に空に舞い上がって、冬の晴れ空にたなびいた。
かるた大会はクラス対抗で、1クラスが7チームに分かれ、壇上で生徒会の生徒が「いぬも歩けば棒にあたる」などの句を読み上げると、各チームの生徒は体育館を走り回って札を探し、取ったかるたを両手で掲げて歓声をあげた。
凧揚げに参加した1年の西脇翼君(15)は「連凧を上げて走ったクラスメイトが盛り上げてくれ、自分が作った凧が高く上がるのを見てとても良かった」、2枚のかるたを取った2年の大倉千佳さん(17)は「大きい札のかるたは初めて。新鮮で面白かった」と話した。

取ったかるたを掲げる生徒

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