●徳山商工高● 生徒が「とくやまなびや」オンラインモールをオープン 「電子商取引」の授業で実践

あいさつする「社長」の水津さん

周南市の徳山商工高(岩本武久校長)で19日、高校生が運営するオンラインショッピングモール「とくやまなびや」のオープニングセレモニーが開かれた。この日からオープンし、同市の珈琲専門店「コーヒーシティ」と下松市のほうえい堂の商品を販売している。
この活動は電子商取引の運営を高校生が学ぶもので、2001年に静岡県の城南静岡高からスタートし、現在、全国各地に15の店舗がある。県内では「とくやまなびや」が最初の店舗になる。
同校では商業科3年の「電子商取引」の授業を選択した38人が運営。2019年から活動を初めてこの年の9月に参加する企業向けの説明会を開いた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で臨時休校になったことなどから予定より約1年遅れでこの日、オープンした。
セレモニーに出席した3年生は昨年の春に先輩から事業を引き継いだ。2代目となる社長、副社長、営業部長、広報部長などを選び、分担して参加企業への案内や、各店のウェブページの作成、商品開発などを進めてきた。4月からは新3年生が引き継いで運営する。
セレモニーでは、岩本校長が「小さなショッピングモールだが、企業に恩返しができるよう、県内最大の大きな大きなモールになることを祈念します」と祝福し、社長の水津葵さん(18)が「コロナに負けることなく、地域と全国へ元気と笑顔を届けたい」と述べた。続いて営業部長の西村綺響さん(18)、広報部長の青木琴音さん(18)が参加企業を紹介した。
このモールは教育が目的のため、学校や生徒は利益も負担もなく、参加する店が支払う会費でシステムを維持する仕組み。会費は定額で、売上手数料や初期費用もいらない。「とくやまなびや」では年間100万円の売上を目標に〝会社〟を運営することにしている。「まなびや」で検索でき、誰でも購入できる。現在は2店のコーヒーや菓子を販売しているが、このほかの企業の掲載準備も進めている。

商品などを説明する西村、青木さん

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