●光市立図書館●いつでも自由に閲覧、貸し出し 15日・「電子図書館」スタート 県内4市目の導入

前田館長(奥)のアドバイスで図書を借りる市川市長

光市教委はインターネット上で図書の貸し出しや閲覧、返却、予約が24時間できる「電子図書館」を15日(金)に運用を始める。県内では下松市、萩市、宇部市に次いで4市目の取り組みになり、12日には市立図書館(前田豊館長)で市川市長、伊藤幸子教育長が出席して報道機関向けのお披露目式を開いた。
光市の電子図書館は㈱図書館流通センター(本社・大阪府吹田市)がウエブサイトを構築した。同社は同業者の中で最多の全国123自治体の電子図書館を手がけている。
光市の電子図書館の事業費は約1,500万円で、運用開始時点は約1500の蔵書がある。利用対象は市内在住、在勤、在学者で、市立図書館の利用カードを持っている人。同カードを市立図書館か大和コミュニティセンター2階の大和分館に持参して利用申込書を提出すれば、利用に必要なIDやパスワードが交付される。利用者カードがない人は窓口で作れる。
電子図書館はパソコンやスマートフォンなどで利用でき、蔵書には小説や実用書をはじめ、動く絵本、音が出る図鑑など電子書籍特有のものもある。
貸し出しは1人3点まで。貸し出し期間は15日間で、期間を過ぎれば自動的に返却される。借りた書籍のコピーペースト(複写、転写)はできない。
お披露目式は本紙など報道5社が取材。市長、教育長や、中村智行教育部長、市立図書館協議会の植村芳弘会長、㈱図書館流通センターの渡辺到中四国支社長も出席した。
市川市長は「このシステムで時間や場所を気にすることなく、一人でも多くの人が本に触れることを期待したい」とあいさつし、自らパソコンを操作して同市束荷出身の初代内閣総理大臣、伊藤博文の若き日を描いた門井慶喜の歴史小説「シュンスケ!」を借りた。
問い合わせは市立図書館(0833・72・1440)▽同館大和分館(0820・48・5350)へ。

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