● 光 ●砂浜でも車椅子で快適に 光冨士白苑に藤井さん贈る 太いタイヤ、けん引バーで安全に 

けん引バーで引っ張る児玉主任

光市虹ケ浜の特別養護老人ホーム光冨士白苑(今本大陽施設長、100人)に8月31日、砂浜で容易に走れる太いタイヤの不整地用車椅子「ジャリスター」1台が贈られた。同苑は隣接する虹ケ浜海岸の散策を希望する利用者のために使う。
この車椅子は周南市慶万町の自営業、藤井正子さん(62)が贈った。全盲で肢体不自由の障害を持つ藤井さんの長男(37)のために昨年夏、約40万円で購入したが、よりたくさんの人に使ってほしいと、藤井さんが長男と週末を過ごすために借りている虹ケ浜のマンションから近い同苑に贈ることにした。同じマンションに住む田中陽三市議(46)が寄贈の仲立ちをした。
この車椅子は前輪が16インチ、後輪が12インチと自動車並みの太さのゴムタイヤを装着しており、タイヤが砂浜にはまらずに走行できる。車椅子を後ろから押すだけでなく、前方で引っ張るためのけん引バーもある。
贈呈式はこの日、同苑の玄関ホールで開かれ、藤井さんは「砂浜も快適に走れるせっかくの車椅子なので、苑の皆さんにもどんどん使ってほしい」とあいさつ。社会福祉法人光冨士白苑の内藤勲敏理事長や介護主任の児玉佐和子さん、利用者代表の島田昭次さん(92)もお礼を述べた。
今本施設長は「利用者だけでなく地域の要望があれば積極的に応じて、藤井さんの寄贈のお気持ちを少しでも生かせるようにしたい」と話していた。

ジャリスターに乗る島田さんと左から田中市議、藤井さん、内藤理事長、児玉主任、今本施設長

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